「山の日」制定、日本山岳会が意欲
「海の日」があるなら、「山の日」も――。日本山岳会は30日、国民の祝日として山の日の制定を目指すと発表した。
同会によると、山の日の候補に挙がっているのは、年間を通じて最も登山客が多い夏。具体的な日付は未定だが、同会では、他の山岳団体などと連携して制定に向けた機運を高めながら、特定の日を選定していきたいという。
「山の日」の創設は、国連決議で「国際山岳年」と定められた2002年にも、山岳関係者の間で提案された。しかし、その後は盛り上がりを欠き、尻すぼみになってしまった経緯がある。
この日記者会見した同会の尾上昇会長は、「自然環境の変化が憂慮される今だからこそ、山を愛する心を広めたい」と話した。
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