2009年10月17日土曜日

yomiuri culture international art Berlin museum 70th

ベルリン新博物館70年ぶりに開館

15日、ベルリンの新博物館で公開されたネフェルティティ王妃の胸像(ロイター)
ネフェルティティ王妃の胸像を鑑賞するメルケル独首相(AP)

 【ベルリン支局】第2次世界大戦で破壊され、長く閉鎖されていたベルリンの新博物館が16日、約70年ぶりに開館した。

 新博物館は、総床面積8000平方メートルで、修復費用は2億1200万ユーロ(約290億円)。約3300年前に作られたネフェルティティ王妃の胸像など、古代エジプトの美術品を中心に約9000点を展示する。

 ドイツでは冷戦時代、美術品が東、西ベルリンの博物館にそれぞれ収蔵されてきたが、冷戦終結後は国立博物館の再編計画が進み、テーマや時代ごとに美術品がまとめられることになった。

(2009年10月17日14時13分  読売新聞)




0 件のコメント: