鴎外から太宰まで51人、短編集めた『百年小説』
[掲載]2008年12月14日
「森鴎外から太宰治まで、日本の作家51人の傑作短篇(たんぺん)を1冊に」と銘打った『百年小説』を、ポプラ社が刊行した。掲載された小説は、鴎外が 『杯』、太宰が『富嶽百景』。このほか夏目漱石『夢十夜』、樋口一葉『わかれ道』、谷崎潤一郎『刺青』、江戸川乱歩『押絵(おしえ)と旅する男』、川端康 成『バッタと鈴虫』など。発行元は「名作と知られざる傑作が絶妙のバランスで構成されている」という。
作家が生まれた順に編集されており、大きな文字ですべての漢字に読み仮名が付いている。作家ごとに詳しい「著者紹介」が付いており、作家の人間関係や作品の背景が分かる作りになっている。
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