リンカーンの聖書を手に宣誓 オバマ氏、1月の就任式
リンカーン大統領が就任宣誓で使った聖書=AP
【ワシントン=小村田義之】オバマ米次期大統領は来年1月20日の就任式で、19世紀にリンカーン大統領が宣誓に用いた聖書を使い、宣誓する。就任式の実行委員会が23日、発表した。
聖書は1861年、リンカーンが就任宣誓の際に使ったもので、連邦議会図書館から特別に借りる。オバマ氏はこの聖書に手をおき、「大統領の職務の忠実な実行」「憲法の擁護」などを誓って、第44代大統領に就任する。
オバマ氏の地元イリノイ州から第16代大統領になり、奴隷解放を宣言した先人の聖書を使うことで、人種や党派などの分断を乗り越え、米国の統合をめざす姿勢を示す。
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