オバマ氏、就任式でミドルネームの「フセイン」使います
【ワシントン=小村田義之】オバマ米次期大統領は10日付の米紙シカゴ・トリビューンのインタビューで、来年1月20日の大統領就任式の宣誓で自らのミドルネーム「フセイン」を入れたフルネームを使うと明言した。
ケニア人の父を持つオバマ氏の本名は、バラク・フセイン・オバマ。「イスラム教徒ではないか」と保守派から攻撃を受ける一因となった。だが、オバマ氏は「三つの名前すべてを使う(宣誓の)伝統に従う」と述べ、中傷は意に介さない姿勢を示した。
オバマ氏はまた、就任後にイスラム教国の首都で演説を行う計画があるとして「世界での米国のイメージ、特にイスラム世界でのイメージを刷新するまたとない機会だ」と述べ、テロリストの過激主義に屈せず、善良な国や人々と尊敬しあう関係の重要性を強調した。
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