シー・シェパード、今年も妨害 調査捕鯨船に異臭瓶
水産庁に入った連絡によると、日本時間26日午後6時すぎ、南極海を航行中の日本の調査捕鯨船団の海幸丸(860トン)に対し、反捕鯨団体のシー・シェ パード(SS)のスティーブ・アーウィン号が右舷の側面から衝突した後、異臭を放つ液体や粉末の入った瓶15本を投げ込んだ。
船体への影響は軽微で、けが人もなかった。調査捕鯨への支障はないという。
SSをめぐっては、今年1月末に英国人らの活動家が調査捕鯨船に侵入するなど、日本の調査捕鯨を繰り返し妨害してきた。先月中旬、日本を出港した今期の調査捕鯨船団に対する妨害は初めて。
海幸丸は目視でクジラの生息頭数を調べるのを専門とする船。瓶のうち7本が甲板上で割れたという。SS側は船舶無線を使って女性の声で「この海域から出ていきなさい」と日本語で伝え、海幸丸を3時間にわたって追跡したとされる。
今月上旬、SSの抗議船は2隻で豪州東部のブリスベンを出港。米女優ダリル・ハンナさんら48人を乗せていた。
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