2009年9月17日木曜日

nishinippon art kanamoji Keisetsu Sukehiro

古典かな文字 美しさを追求 助弘桂雪さん遺作展 福岡市美術館

2009年9月16日 02:18 カテゴリー:九州 > 福岡
掛け軸や屏風作品など220点が並んだ助弘桂雪さんの遺作展

 伝習館高教諭、純真女子短大教授としてかな書を中心に教えた故助弘桂雪=本名・稜威男(いつお)=さんの33回忌を記念しての遺作展が15日、福岡市中央区大濠公園の市美術館で始まった。23日まで。

  助弘さんは、みやま市瀬高町出身で旧制福岡師範卒。かな書家の安東聖空らに師事、西日本婦人文化サークル講師なども務めた。展示作品は掛け軸や額装、屏風 (びょうぶ)のかな書作品など220点。一字一字ていねいに書き上げる古典のかな文字の美しさを求めた作品のほかに、菊の花と赤とんぼを描いた水墨画など も展示している。会場を訪れた人たちは「誠実な、かな文字ね」などと話していた。

=2009/09/16付 西日本新聞朝刊=




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