生誕120年石橋正二郎展開幕 福岡県久留米 復元のBS旧社長室に関心
ブリヂストン(BS)創業者で郷土、福岡県久留米市などの発展のために私財を投じた故石橋正二郎氏の足跡を、写真や新聞記事などで振り返る「生誕120年 石橋正二郎展」(西日本新聞社主催)が30日、同市天神町の岩田屋久留米店新館4階で始まった。10月5日まで。入場無料。
会場には、石橋氏の足跡をたどった本紙筑後版連載や保存写真をパネル展示。
今年5月に建て替えのため取り壊されたBS久留米工場(同市京町)にあった旧社長室が復元され、石橋氏が使った丸テーブルや机、いすなどが置かれている。旧社長室は非公開だっただけに、来場者の関心が集まっていた。
開会式では、共催の石橋正二郎氏生誕120年記念事業実行委員会会長の本村康人・久留米商工会議所会頭が「現在の閉塞(へいそく)感漂う中で、石橋氏の功 績を顕彰し、まちづくりに生かすことは意義深い」、来賓の秋池潔・BS久留米工場長は「石橋氏が公私にわたり、郷土を愛したことが垣間見える展示会だ」と それぞれあいさつした。
=2009/09/30付 西日本新聞夕刊=
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