明かされなかった秘密に迫る 映画「ココ・アヴァン・シャネル」
[掲載]2009年9月19日朝刊be
フランスの高級ブランド、シャネルの創業者ココ・シャネルは、真実の少女時代を生涯明かすことはなかった。その訳は——。同名の原作(ハヤカワ文庫)は、 ファッション誌ヴォーグの編集長として活躍したエドモンド・シャルル・ルーによるシャネルの伝記。16年がかりの労作だ。
シャネルは幼年期を孤児院で育った。キャバレーで歌手を夢見ていたころ、「ココ」の愛称がついた。原作では、「C」を二つ組み合わせたマークの由来など、シャネル家のルーツにも触れている。
映画は、自ら道をひらき、モードの一時代を築いた彼女の鮮烈な生き方が描かれ、引きつけられる。(公開中)
- ココ・アヴァン・シャネル 上—愛とファッションの革命児 (ハヤカワ文庫 NF 350) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
著者:エドモンド・シャルル・ルー
出版社:早川書房 価格:¥ 714
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- ココ・アヴァン・シャネル 下—愛とファッションの革命児 (ハヤカワ文庫 NF 351) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
著者:エドモンド・シャルル・ルー
出版社:早川書房 価格:¥ 714
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