2009年9月21日月曜日

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化石:ミョウガガイと判明、国内2番目の古さ 北海道

国内2番目に古いことが判明したミョウガガイ類の化石=北海道三笠市の三笠市立博物館で撮影
国内2番目に古いことが判明したミョウガガイ類の化石=北海道三笠市の三笠市立博物館で撮影

 北海道三笠市内の後期白亜紀(9000万年〜8600万年前)の地層から発見された化石が、フジツボの仲間のミョウガガイ類であることが、千葉県 立天羽(あまは)高校教諭、野村真一さん(28)の研究で判明した。同種の化石としては、岐阜県の前期白亜紀の地層から見つかったものに次いで2番目に古 い。所有する三笠市立博物館で展示・公開されている。

 化石は同市の原田繁男さん(72)が40年余り前、幾春別(いくしゅんべつ)川上流で見つけた。大きさは約2.5センチ四方。国立科学博物館に鑑 定を依頼したところ、当時はこの分野の専門家がいなかったため、「ミョウガガイ類の仲間とみられる」という程度にとどまっていた。

 しかし06年になって、京都大大学院で同種の化石を専門に研究していた野村さんが詳細に分析。その結果、ミョウガガイ類第1グループ(ストラメンタム)であることがわかり今年7月、英国の古生物学会誌に研究論文が掲載された。

 ストラメンタムは主に北米やヨーロッパなど大西洋地域で発見されている。野村さんは「保存状態もよく、国内では極めて珍しい貴重な化石だ」と話している。【吉田競】

毎日新聞 2009年9月21日 9時37分(最終更新 9月21日 9時51分)



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