2009年9月17日木曜日

mainichi government Hatoyama naikaku kakuryo

鳩山内閣:閣僚呼び込み「マニフェスト実行」など決意語る

2009年9月16日 21時30分 更新:9月16日 22時16分

厚労相に決まり、首相官邸に入る長妻昭民主党政調会長代理=2009年9月16日午後4時26分、岩下幸一郎撮影
厚労相に決まり、首相官邸に入る長妻昭民主党政調会長代理=2009年9月16日午後4時26分、岩下幸一郎撮影
官邸に入る直嶋正行民主党政調会長=首相官邸で2009年9月16日午後4時24分、平田明浩撮影
官邸に入る直嶋正行民主党政調会長=首相官邸で2009年9月16日午後4時24分、平田明浩撮影

 午後4時過ぎから始まった鳩山由紀夫首相による新閣僚の呼び込みの後、指名を受けた新閣僚たちは官邸1階の正面玄関ロビーに姿を見せ、約200人の報道陣を前に決意を語った。

 直嶋正行経済産業相は「マニフェストを実行することが重要。経済情勢やエネルギーなど多くのことについて取り組んでいきたい」と落ち着いた表情で 語った。民主党と連立を組む国民新党から起用された亀井静香金融・郵政担当相は、新内閣の旗印である脱官僚の象徴として「(16日夜の)閣僚会見には官僚 が用意したペーパーを一切持ち込まない」と明言した。社民党の福島瑞穂消費者・少子化担当相は「小泉構造改革で傷ついてしまった社会だが、すべての人に居 場所があって、生きていて良かったと思えるよう、全力でやりたい」と力を込めた。

 一方で慎重な発言に徹する閣僚も多かった。原口一博総務相は「この後の総理会見を見てから話します」。川端達夫文部科学相も「総理会見が始まるの でそれを見ようと思う」と述べ具体的なコメントを避けた。長妻昭厚生労働相は、報道陣の問い掛けに立ち止まらないまま足早に官邸を後にした。【森禎行、内 橋寿明】





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