2008年11月20日木曜日

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マンモスのゲノム、70%解読 米ロの研究チーム

2008年11月20日3時1分

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 シベリアの永久凍土から発掘されたケナガマンモスのゲノム(全遺伝情報)のうち約70%を解読することに、米国とロシアの研究チームが成功した。20日付の英科学誌ネイチャーに発表する。

 発掘された複数のマンモスの毛から細胞核のDNAを採取。ゲノムを約47億塩基対と推定し、このうち約33億塩基対を解読した。長く凍土に埋もれていた ため、DNAは細かく断片化していたり、現代の微生物のDNAが混じったりしていたが、ジグソーパズルのように組み合わせた。全体像が明らかになれば、マ ンモスの進化の歴史がより明らかになると期待されている。



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