16年ぶり、ホワイトハウスと上下院制する 米民主党
【ワシントン=梅原季哉】米大統領選と同時に実施された連邦議会選挙(上院100議席のうち35議席、下院全435議席が改選対象)では、改選前にすで に両院で多数を占めていた民主党が、クリントン前大統領が初当選した92年の選挙以来16年ぶりにホワイトハウスと上下両院を制することが確実になった。
民主党は上院(現有51=民主系無所属含む)で議事運営上安定多数となる60議席を確保できるかどうかが焦点となっていたが、米メディアの情勢分析では、やや厳しい見通し。
CNNによると、ノースカロライナ州選出の共和党現職エリザベス・ドール上院議員が、民主党新顔に敗れることが確実な情勢。運輸、労働長官を歴任、夫のボブ・ドール氏が96年大統領選の共和党候補で知名度は高かったが、共和党に対する逆風が吹いた。
また米メディアによると、共和党はニューハンプシャーでも上院現職が敗れ、バージニア、ニューメキシコでも現職が引退した空白区を民主党に奪われた。
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