2008年11月24日月曜日

asahi history Nicolaus Copernicus bone Poland

コペルニクスの遺骨、DNA鑑定で確認 大学関係者発表

2008年11月22日1時36分

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写真ポーランド北部フロムボルクの大聖堂で発見された頭蓋骨(ずがいこつ)を基にコンピューターで複製されたコペルニクスの肖像。20日にワルシャワで発表された=AP

 【スウプスク(ポーランド北部)=金井和之】ポーランド北部で3年前に発見され、地動説を唱えた同国の天文学者コペルニクス(1473—1543年)の ものとされる遺骨を鑑定していた同国とスウェーデンの大学の関係者は20日、DNA鑑定の結果、遺骨がコペルニクスのものと発表した。

 会見などによると、DNA鑑定では、コペルニクスが所蔵していたという本から見つかった髪の毛と、05年に見つかった遺骨の歯などと比較し、両者の染色体が一致したという。

 コペルニクスのものとされた遺骨は、05年にポーランド北部フロムボルクの大聖堂で発見された。当時、発見者らはコペルニクスのものの可能性が非 常に高いと主張していたが、同氏の子孫がよく分からないためにDNA鑑定ができないことから、真相は究明できないとされていた。




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