2008年11月12日水曜日

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約4300年前のピラミッド公開 エジプト

2008年11月12日17時10分

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写真カイロ南方のサッカラで発見された約4300年前のピラミッド(手前)。建設当時は高さ約15メートルあったと推計されている=井上写す

 【カイロ=井上道夫】エジプト考古最高評議会は11日、カイロ南方のサッカラで発見した約4300年前のピラミッドを公開した。古代エジプト第6王朝のテティ王の母シェシティ女王のものとみて、調査を進めている。

 第3王朝ジェセル王の「階段ピラミッド」があることで知られるサッカラの砂漠地帯で、エジプトの調査隊が深さ20メートルほど掘り進めて見つけた。

 基底部1辺の長さは約22メートル。現在の高さは約5メートルだが、建設当時の高さは約15メートルあったと推計されている。盗賊が侵入した際にあけたとみられる穴も見つかった。

 一帯ではテティ王や同王の妻2人のピラミッドが見つかっていた。近くピラミッド内部の調査に入る予定で、同評議会のザヒ・ハワス事務局長は「第6王朝の歴史を知る上で貴重な手がかりになる」と話している。



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