淀川の「イタセンパラ」救え、大阪でタナゴサミット
淀川で絶滅の危機にひんしているイタセンパラ=小川力也さん提供
国の天然記念物でタナゴの一種「イタセンパラ」の稚魚が淀川で06年から3年連続で1匹も見つからなかったことを受け、全国の研究者が集まって保護活動のあり方や河川の未来像を考える「全国タナゴサミットin淀川」が10日、大阪市北区の市中央公会堂で開かれる。
国内では亜種を含めて約15種類のタナゴが確認されているが、大半が河川改修の影響や外来魚の繁殖などのため、絶滅の危機にさらされている。専門家や市民が集まり、各地の生息実態を報告しようと05年から毎年、全国各地でサミットを開いてきた。
4回目となる今回は、国交省・淀川河川事務所と環境省・近畿地方環境事務所の幹部職員が国側として初めて同サミットでシンポジウムのパネリストを務め る。市民グループ「淀川水系イタセンパラ研究会」のメンバーとともに、かつての適度な水位変動がある淀川の環境に戻す案などについて討論する。
研究会会長で大阪府立西野田工高教諭の小川力也さん(46)は「イタセンパラが消えた理由の一つには、ゴルフ場や公園の整備など淀川の河川敷の姿 が変わったこともある。打開策をなんとか見つけたい」と話す。サミットは午後2時〜同6時半。無料。問い合わせは小川さん(090・3619・9235) へ。(板橋洋佳)
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