2009年1月22日木曜日

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小浜市からも祝福 平和願い、市内の寺・教会が一斉に鐘

2009年1月21日8時25分

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写真福井県小浜市で開かれたオバマ大統領就任を祝うイベントで気勢を上げる米国人たち。同市内で英語教師をしているアルセリーナ・ウィルソンさん(右)は、新大統領誕生で「アメリカに端を発した世界経済危機からの回復に期待している」と話した=20日夜、日吉健吾撮影

写真福井県小浜市で開かれたオバマ大統領就任を祝うイベントで、ドイツのテレビ局からインタビューを受ける住民=20日夜、日吉健吾撮影

 オバマ新大統領の就任式に合わせ、同名の縁で選挙中から熱心に応援してきた福井県小浜市で20日夜、就任を祝うイベント「世界にとどけ平和の鐘」が開かれ、午後7時、会場の羽賀寺など市内の7寺と1教会が一斉に鐘を響かせた。

 オバマ氏と小浜市を応援する市民でつくる「オバマを勝手に応援する会」(藤原清次事務局長)が主催。オバマ氏へ郵送する予定の平和メッセージを読み上 げ、市民合唱団ら50人がベートーベンの交響曲第9番から「歓喜の歌」を歌い、「おばまガールズ」と「おばまボーイズ」計20人余りがオバマ氏の出身地ハ ワイのフラダンスを披露して盛り上げた。

 「平和の鐘」を鳴らした小浜聖ルカ教会の古賀久幸牧師(53)は「ブッシュ政権で問題が噴出したアメリカの歴史的転換点に現れたと感じる」と話 し、パレスチナ・ガザ地区の平和などへの祈りをささげた。イベント会場で60代の女性は「オバマ氏は世界を良くしてくれるような気迫を感じる。期待が大き いです」と話した。

 また、長崎県雲仙市・小浜温泉のマリンパーク広場では同日、「オバマ感謝祭」が開かれた。地元商工業者らでつくる「チェンジ・オバマの会」などが主催し、ぜんざいや焼きガキなどが無料でふるまわれ、「オバマみこし」が会場を練り歩いた。



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