2009年1月24日土曜日

asahi culture film movie Academy Award Okuribito

「おくりびと」、アカデミー賞の外国語映画部門候補に

2009年1月23日1時36分

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 米国映画界最大の祝典・第81回アカデミー賞の候補が22日発表され、本木雅広さんが納棺師を演じる「おくりびと」(滝田洋二郎監督)が、外国語映画部門でノミネートされた。日本映画が同部門候補になるのは第76回の「たそがれ清兵衛」(山田洋次監督)以来。

 同部門では、昨年のカンヌ映画祭で最高賞を受賞した「クラス」(フランス)、戦争がもたらす心の傷を描いたアニメーション「バシールとワルツを」(イスラエル)、70年代の極左過激派を描いた「バーダー・マインホフ・コンプレックス」(ドイツ)などが候補になった。

 また、短編アニメーション部門で、加藤久仁生監督の「つみきのいえ」が候補になった。

 ブラッド・ピットが年を取るほど外見が若返る男を演じた「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」が監督賞、主演男優賞など最多の13部門で候補になり、インドのストリートチルドレンを描いた「スラムドッグ$ミリオネア」も10ノミネーションを獲得した。

 賞は2月22日(日本時間23日)にロサンゼルスで開催される授賞式で発表される。

    ◇

 第81回アカデミー賞作品賞候補作(カッコ内は日本での公開予定)

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」デイビッド・フィンチャー監督(2月7日)

「フロスト×ニクソン」ロン・ハワード監督(3月)

「MILK」ガス・バン・サント監督(ゴールデンウイーク)

「愛を読むひと」スティーブン・ダルトリー監督(初夏)

「スラムドッグ$ミリオネ」ダニー・ボイル監督(4月)




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