研究目的の受精卵作製を容認 国の専門委
これまで、研究目的では原則として認められていなかった実験室での人の受精卵の作製について、文部科学省と厚生労働省の合同専門委員会は26日、生殖補助医療の研究目的に限り、認めるとした報告書を了承した。総合科学技術会議に提出した後、指針をつくる。
報告書では、夫婦以外から別々に提供された精子と卵子を使うことも認めた。精子や卵子は不妊治療などのために提供されたものに限る。受精卵は個体として の発育が始まる14日以内に廃棄し、子宮内に戻さない。また、提供者には十分な説明をし、保存と研究利用への同意を得ることが必要とした。
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