2009年1月30日金曜日

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「丹波竜」新たに歯と肋骨の化石見つかる 兵庫

2009年1月29日21時57分

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 兵庫県丹波市で06年夏に見つかった国内最大級の植物食恐竜「丹波竜」の発掘調査をしている県立人と自然の博物館(同県三田市)は29日、新たに歯3点と肋骨(ろっこつ)の一部6点を発見したと発表した。

 同館によると、歯は長さ2〜3センチでそれぞれ単体で見つかった。2本はすり減っており、残り1本はあごの中に埋まっていた形成途中の歯とみられる。1体の恐竜の発達段階が異なる歯が見つかるのは珍しく、頭部の形などを推定する手がかりになるという。

 肋骨の一部は幅5センチ、長さ20〜70センチほどで2メートル四方に散らばった状態で見つかった。調査した同じ地層から他に肉食恐竜の骨のかけらなど計約1千点の化石も見つかり、同館は「丹波竜の死体に集まってきた肉食恐竜のものではないか」とみている。

 今回の発掘場所は、これまで尾の骨などが見つかった現場の南西隣の約26平方メートルの土地。



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