2008年8月1日金曜日

asahi shohyo 書評

「自分だまし」の心理学 [著]菊池聡

2008年7月30日

〈出版社からのコメント〉

 自分のミスは仕方ない、他人のミスは「たるんでいる」

 人は無意識のうちに、自分自身にウソをついている

 こんな状況は「自分だまし」が行なわれているのです。

 ◎好きな人の欠点は、魅力的に見えてしまう。

 ◎騒々しい場所でも、知人の声だけは聞き分けられる

 ◎自分の失敗は仕方がなかったと納得してしまう

 ◎おいしい話をもちかけられても、自分だけは大丈夫だと思う

■「自分だまし」の心理を正しくコントロールできれば、すべてがうまくいく

 本書は「だまし」をテーマにした本ですが、詐欺に合わない方法を教えるとか、他人の心を読んで誰かをだます技術を伝授する本で はありません。人は無意識のうちに自分に都合よく情報を歪(ゆが)めて認識しているのです。例えば、騒々しいパーティ会場で誰かに声をかけられたときに、 知人の声だけは耳に飛び込んでくるとか、自分の失敗はさまざまな要因が加わって、仕方がなかったと思ってしまうことはないでしょうか? これこそ、自分に 都合よく情報を歪めて認識する「自分だまし」なのです。この「自分だまし」を正しく理解し、上手にコントロールできれば、公私にわたり物事がうまく運べる ようになるのです。

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