小中学生4人、岩壁乗り越え知床半島縦走 北海道
ザイルにハーネスをつなぎ、難所の一つ念仏岩付近の絶壁を下りる中学生=7月30日午前7時52分、北海道羅臼町、神村正史撮影
難所の一つカブト岩付近の下り。ザイルとハーネスを頼りに海岸までの約150メートルを慎重に下る=7月30日午前10時7分、北海道羅臼町、神村正史撮影
北海道の世界自然遺産・知床で、地元の羅臼町の小中学生4人が、海岸の岩壁や巨岩を登って半島先端の知床岬を目指す縦走に成功した。重さ20キロ近い リュックサックを背負い、洞窟(どうくつ)で野営。垂直に近い高さ約25メートルの念仏岩付近や、約150メートルの急傾斜を下るカブト岩付近などを、ザ イルにハーネス(安全ベルト)をつないで乗り越えた。
同町の子ども会育成協議会などが主催。7月28日に同町相泊(あいどまり)地区をサポートスタッフ10人と出発し、30日に約25キロ先の岬に到達した。31日からの復路は一部区間で船を利用。2日午後、同地区に戻った。
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