2008年8月10日日曜日

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ツタンカーメンの娘? 胎児ミイラ2体、DNA鑑定へ

2008年8月10日1時6分

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写真ツタンカーメン王墓で見つかった女の胎児のミイラ(エジプト考古最高評議会提供)=AP

 【カイロ=田井中雅人】エジプト考古最高評議会は6日、同国南部ルクソールの「王家の谷」のツタンカーメン王墓で見つかった女の胎児のミイラ2体につい て、DNA鑑定を実施すると発表した。数カ月かけてツタンカーメン王のミイラのDNAサンプルと比較し、親子関係にあるかどうかを調べるという。

 ツタンカーメンは3千年以上前の古代エジプト第18王朝の王。王墓は1922年に英国の調査隊に発見された。

 王は19歳で死亡したとされ、子供をもうけたとの記録はない。だが評議会は、女児のミイラは死産した実子の可能性があるとして鑑定を進め、謎に包まれた王家の家族関係を知る手がかりにしたい考えだ。

 ただ、研究者の中には「数千年前のミイラをDNA鑑定するのは困難」と懐疑的な見方もある。



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