2008年8月1日金曜日

asahi culture society law Kurosawa DVD

黒沢作品の格安DVD、二審も販売差し止め認める

2008年7月30日22時19分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 故・黒沢明監督の映画作品の格安DVD販売をめぐり、著作権の保護期間が争われた訴訟の控訴審で、知財高裁(田中信義裁判長)は30日、「羅生門」「生 きる」など10作品のDVDを販売した都内の会社が「著作権は公開後50年で切れている」と主張した2件の控訴をいずれも棄却し、DVDの販売差し止めを 命じた。

 判決は、著作権を受け継いだと主張する「東宝」「角川映画」の請求を認め、訴訟の対象となった作品については「黒沢監督の一貫したイメージに沿っ て製作された」と認定し、黒沢監督が映画の著作者の一人だと判断。旧著作権法に基づき、黒沢監督が死亡した98年から38年後の2036年まで著作権が存 続するとした


0 件のコメント: