希少種タヌキノショクダイ、どっこい生きている 徳島
徳島県那賀町の山林で咲いているタヌキノショクダイ=全日写連・大野輝成さん撮影
環境省のレッドデータブックで絶滅の危険が極めて高いとされるタヌキノショクダイの花が、徳島県那賀町の山林で咲いている。
現場は自生地で、国の天然記念物。ここ3年ほど、踏み荒らされてほとんど確認されなかったが、春に立ち入り禁止の看板を増やしたら、今夏は約25輪見つかった。
落ち葉に埋もれて育つ数センチほどの花。燭台(しょくだい)に似た形が名の由来だが「流氷の天使」と呼ばれる巻き貝の仲間クリオネのようにも見える。植物だけに、愛好家の宝探しが悩みのタネ?
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