2008年6月6日金曜日

asahi art Taro Okamoto Myth for Tomorrow Hiroshima

岡本太郎氏の「明日の神話」の原画、広島市で永久保存

2008年06月06日22時10分

 芸術家の故・岡本太郎さんが原爆炸裂(さくれつ)の瞬間を描いた巨大壁画「明日の神話」の原画が6日、広島市に寄託された。原画をもとに制作された縦 5.5メートル、横30メートルの完成作の恒久設置先をめぐっては同市、大阪府吹田市、東京都渋谷区で誘致合戦が繰り広げられた末、今年3月に渋谷に決 まった。岡本太郎記念現代芸術振興財団が広島の熱意にこたえる形で原画の無償寄託を決め、永久保存されることになった。

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広島市に寄託された原画。後方左は秋葉忠利広島市長=6日午後、広島市南区の現代美術館、青山芳久撮影

 1967年に描かれた原画は横幅が実物の15分の1、縦が11分の1の大きさ。構図や色彩はほぼ同じ。96年に死去した岡本さんが広島市の現代美術館(南区)で最後に個展を開いた縁もあり、同美術館で展示されることになった。

 6日、同美術館で寄託式があり、秋葉忠利市長は「原画を通じて、核廃絶のメッセージを強めたい」。財団の平野暁臣常務理事は「平和を語り継ぐ街で保存されることは大きな意義がある」と話した。




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