この指止まるな、大空へ 園児、オオムラサキ放つ 熊本
梅雨空にオオムラサキを放つ子どもたち=熊本県湯前町、中村幸基撮影
日本の国蝶(ちょう)として知られるオオムラサキの放蝶会が25日、熊本県湯前町であった。保育園児約50人が、約60匹を梅雨の合間の曇り空に放した。
オオムラサキは環境省の準絶滅危惧(きぐ)種に指定されている。同町でも年々姿は減っており、町内有志が育成会を結成。12年前から専用のハウスで飼育している。
サナギからかえったばかりの国蝶はこの日、幅12センチほどの深い紫色の羽を広げて次々と飛び去った。子どもたちは「アジサイよりきれい」と見とれていた。
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