タツノオトシゴ赤ちゃんすくすく 熊本で公開
元気に水槽の中を泳ぐタツノオトシゴの赤ちゃん=熊本県天草市本渡町広瀬、佐藤幸徳撮影
熊本県天草市本渡町の天草いるかワールドで、タツノオトシゴの赤ちゃんが元気に泳いでいる。市内の漁師が近くの海で捕まえた雄と雌から生まれた。
雌が雄の腹部の育児嚢(のう)という袋に産卵。2〜3週間で孵化(ふか)し、雄のおなかから出てくる。5月24日に39匹が生まれ、体長約2.5センチに育ち、水槽を動き回っている。
父親は子育て疲れか、赤ちゃんの誕生後に死亡した。残る子どもは34匹。「珍しい生き物で、飼育も難しい。ぜひ今のうちに見に来て」と浜崎英治館長は話している。
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