2008年6月13日金曜日

asahi international art Picasso painting robber Brazil

ピカソの版画、3人組強盗団が奪い逃走 サンパウロ

2008年6月13日10時3分

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写真「画家とモデル」=AP ※写真をクリックすると拡大します

 【サンパウロ=石田博士】サンパウロ中心部にあるサンパウロ州立美術館分館に12日、3人組の強盗が入り、ピカソの版画2点を含む絵画4点を奪って逃げた。被害総額は約100万レアル(6400万円)にのぼるという。

 盗まれたピカソの作品は、63年制作の「画家とモデル」など。

 地元メディアによると、強盗は鑑賞客を装って入館。児童の見学ツアーの騒がしさに乗じて、展示していない作品の保存場所にエレベーターで侵入すると、そ の場にいた職員の頭に銃を突きつけ、絵画を奪ったという。事件当時、少なくとも2人の警備員が玄関前にいたが、難なく絵画を持ち出したという。

 サンパウロでは昨年12月、中南米有数の美術館であるサンパウロ美術館で、ピカソなどの絵画2点(計60億円相当)が盗まれている。



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