2009年7月24日金曜日

asahi shohyo 書評

活字印刷の文化史」刊

[掲載]2009年7月19日

  室町期の「きりしたん版」の活字から現代の新常用漢字表まで、活字印刷とその奥深い歴史を小宮山博史氏ら11人の研究者が論じた『活字印刷の文化史』が勉 誠出版から出た。例えば「明治初期の近代的新聞が用いた木活字の特徴」では、印刷面から外国語の新聞の影響を見るなど興味深い。

表紙画像

活字印刷の文化史

著者:張 秀 民・大内田 貞郎・豊島 正之・鈴木 広光・小宮山 博史・宮坂 弥代生・佐賀 一郎・劉 賢 国・孫 明 遠・内田 明・小形 克宏

出版社:勉誠出版   価格:¥ 10,290

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