2009年7月29日水曜日

asahi shohyo 書評

漱石らのロンドン体験

[掲載]2009年7月26日

  大英帝国の首都を、近代日本人がどのように体験したのかをあぶり出す『言語都市・ロンドン1861—1945』(和田博文ほか著)が藤原書店から刊行され た。上海、パリ、ベルリンと続いた言語都市シリーズ4部作が完結。繁栄を極めたビクトリア朝時代から第2次大戦までの霧の都を、夏目漱石や森有礼ら30人 のロンドン体験や、多数の地図や図版で活写する。

表紙画像

言語都市・ロンドン—1861-1945

著者:和田 博文・真銅 正宏・西村 将洋・宮内 淳子・和田 桂子

出版社:藤原書店   価格:¥ 9,240

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