阿修羅、いきなり長蛇の列 福岡で特別展始まる
360度の角度から見られる阿修羅像の周りを観客が取り囲んだ=14日午前9時38分、太宰府市の九州国立博物館、森下東樹撮影
360度の角度から見られる阿修羅像の周りで多くの観客が取り囲んだ=14日午前、福岡県太宰府市の九州国立博物館、森下東樹撮影
日傘などで強い日差しを避けながら、阿修羅像のフィギュア売り場に行列する人たち=14日午前9時52分、福岡県太宰府市の九州国立博物館、溝脇正撮影
阿修羅展が始まり、九州国立博物館前には大勢の人たちが詰めかけた=14日午前9時30分、福岡県太宰府市、本社ヘリから、柏木和彦撮影
奈良・興福寺の創建1300年を記念した特別展「国宝 阿修羅展」(朝日新聞社など主催)が14日、九州国立博物館(福岡県太宰府市)で開幕した。30 度を超える暑さのなか、午前9時半の開館前に阿修羅像のフィギュアを買い求めて約2千人、当日券販売所に約200人が並んだ。いきなり「阿修羅ブーム」の スタートに、九博は入場を15分早めた。
開館前にこれだけの列ができるのは、05年10月のオープン時以来という。九博の三輪嘉六館長は「全国的な仏像ブームに加え、先に開催された東京での評判も人気に拍車をかけた」と話した。
3面の顔と6本の腕を持ち、九州初お目見えとなる阿修羅像など、興福寺が所蔵する天平期の仏像など約65点を展示。6月まで開かれた東京国立博物館では約95万人の観客を集めた。
会期は9月27日まで。原則として月曜休館。入場料は大人1300円、大学生1千円、高校生800円、小中学生600円。
0 件のコメント:
コメントを投稿