雅子さまの父、国際司法裁所長に 日本人初
小和田恒氏
外務省に入った連絡によると、オランダ・ハーグにある国際司法裁判所(ICJ)は6日、ICJ裁判官で元国連大使の小和田恒氏(76)を所長に選出し た。任期は3年。日本人がICJ所長を務めるのは今回が初めて。戦前には、外交官出身の安達峰一郎氏がICJの前身にあたる常設国際司法裁判所 (PCIJ)所長を務めた例がある。
裁判官(定数15)の互選によって選ばれた。小和田氏は皇太子妃雅子さまの父親で、03年からICJ裁判官を務めている。
ICJは国家間の紛争を裁くための国連の主要な司法機関。国連総会と安保理で裁判官を選出する。その判決は当事国を法的に拘束する。賛否同数の場合に所長は決定投票権を持つ。
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