2009年2月25日水曜日

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「おくりびと」監督ら 「夢のよう」「言葉にならない」

2009年2月24日2時36分

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 【ロサンゼルス=堀内隆】22日発表された米アカデミー賞で、日本作品として初めて外国語映画賞を獲得した「おくりびと」の滝田洋二郎監督、主演の本木 雅弘さんらが同夜、ハリウッドのホテルで記者会見した。滝田監督は「夢のよう。日本の技術が世界に認められたのは誇りだ」、本木さんは「言葉にならない」 と、それぞれ受賞の喜びを語った。

 滝田監督はこの会見に先立ち、アカデミー賞の実施団体である米映画芸術科学アカデミーが主催する記者会見にも出席し、「言葉の通じない海外の人に この映画が通じたのはとてもうれしい。死を扱ってはいるが、生きるための映画だということを理解してもらえたのではないか」と語った。

 今年のアカデミー賞は、インドのスラム育ちの少年が、路上で学んだ知恵を武器にクイズ番組を勝ち上がる姿を描いた「スラムドッグ$ミリオネ ア」(ダニー・ボイル監督)が作品賞、監督賞など計八つの賞を獲得した。主演男優賞は「ミルク」で同性愛の社会活動家を演じたショーン・ペンが、主演女優 賞は「愛を読むひと」でナチスの元看守を演じたケイト・ウィンスレットが、それぞれ受賞した。



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