園監督「愛のむきだし」に批評家連盟賞 ベルリン映画祭
開催中の第59回ベルリン国際映画祭で13日夜(日本時間14日未明)、園子温監督の「愛のむきだし」が、国際批評家連盟賞を贈られた。同作品は、斬新な映画などを特集するフォーラム部門に出品されている。
園監督は「数ある素晴らしい作品の中で、自分の作品が選ばれたことは光栄に思います」とコメントしている。
「愛のむきだし」は、高校生のユウ(西島隆弘)が、常にざんげを強いる聖職者の父に気に入られようと盗撮に励むうちに、街で会ったヨーコ(満島ひかり)に恋するところから話が始まる。軽いタッチながら、新興宗教や家族の崩壊といった問題も描かれている。
同賞は外部団体が運営するものでは、権威の高い賞として知られている。(ベルリン=高橋昌宏)
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