2009年2月3日火曜日

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オバマ大統領、不良債権処理を重視 政策を来週発表へ

2009年2月3日10時21分

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 【ワシントン=西崎香】オバマ米大統領は2日、近く発表を予定している新たな金融政策をめぐり、金融機関の不良債権処理を重視することを明らかにした。米政府は今週中にも公的支援を受けている金融機関の報酬抑制策などを示し、来週に不良債権対策を打ち出す見通し。

 オバマ大統領は2日に放映されたNBCテレビのインタビューで「銀行はすべての損失を認知していない。損失を処理する必要があり、一部の銀行は助からない」と、不良債権の処理の過程で一部の銀行の淘汰(とうた)が不可避との考えを示した。

 不良債権対策では「悪い資産の一部を切り離す必要がある」と指摘。「銀行は極めて弱い状態にある」と対策強化の方針を示したが、「特効薬はない。事態が 改善するまで当分時間がかかる」とした。新たな金融政策では、銀行が抱える損失の一部を政府が保証する一方、金融救済法を活用して不良資産を政府が買い取 る制度を強める見通しだ。



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