2009年8月9日日曜日

mainichi international politics peace US atomic bomb

原爆投下:米の6割「正しかった」 高年齢ほど支持 

 米キニピアック大(コネティカット州)は4日、第二次大戦末期の米軍による広島、長崎への原爆投下について、米国内で61%が「正しかった」と回答し「間違っていた」は22%だったとの世論調査結果を発表した。

 それによると、党派別では「正しかった」は共和党支持者の74%で、民主党支持者の49%を大きく上回った。「間違っていた」は、共和党13%、民主党29%だった。

 年齢別に見ると「正しかった」は55歳以上が73%だったが、35〜54歳が60%、18〜34歳が50%と、年齢が下がるほど原爆投下への支持は低下。男女別では「正しかった」は男性72%、女性51%だった。

 同大のピーター・ブラウン氏は「第二次大戦の恐怖を記憶している有権者は(原爆投下の決定を)圧倒的に支持するが、冷戦時代に核の恐怖の中で育った世代など、若くなるにつれて支持が落ちている」と分析している。

 調査は7月27日〜8月3日、全米の有権者2409人を対象に実施した。(共同)




0 件のコメント: