2009年8月31日月曜日

mainichi society government 2009 election

2009衆院選

衆院選:自民 首相経験者や党幹部ら「大物」相次いで落選

 自公両党が大敗した衆院選では、首相経験者、党幹部、派閥領袖ら両党の「大物候補」が相次いで落選した。愛知9区では、17回目の当選を目指した 海部俊樹元首相が民主前職を相手に敗北。首相経験者が退任後の衆院選で落ちたのは片山哲、石橋湛山の両元首相が落選した1963年の衆院選以来46年ぶり で、海部氏は政界引退の意向を表明した。公明党の太田昭宏代表(東京12区)も落選した。

 また、自民党では笹川尭総務会長(群馬2区)が落選した。現職党三役の落選は、96年衆院選の塩川正十郎総務会長(当時)以来13年ぶり。閣僚経験者では、堀内光雄元通産相(山梨2区)、中山太郎元外相(大阪18区)らが議席を無くした。

 派閥領袖クラスでは、町村派会長の町村信孝前官房長官(北海道5区)、伊吹派会長の伊吹文明元財務相、山崎派会長の山崎拓前自民党副総裁が小選挙 区で落選。飲酒問題で麻生内閣の財務・金融担当相を辞任した中川昭一氏(北海道11区)や中川秀直自民党元幹事長も小選挙区で落選した。

 公明党では、北側一雄幹事長(大阪16区)、冬柴鉄三元国土交通相(兵庫8区)らも議席を失った。

毎日新聞 2009年8月31日 0時09分(最終更新 8月31日 0時17分)




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