女性議員、過去最多の５４人誕生
今回の衆院選では女性議員が５４人誕生し、前回の２００５年の４３人を１１人上回り、過去最多となった。
全議席に占める割合も１１％と、過去最高となった。民主党で４０人が当選し、全体数を押し上げた。
女性は２２９人が立候補し、小選挙区で２４人、比例選で３０人が当選した。党派別に見ると、民主党４０人、自民党８人、公明党３人、共産党１人、社民党２人。一つの政党で４０人の女性議員が誕生したのは初めてだ。
民主党の女性議員は公示前に１０人だったが、４倍になった。与党の大物議員に積極的にぶつけ、元議員の青木愛氏は公明党の太田代表、新人の福田衣 里子氏は自民党の久間章生・元防衛相を小選挙区で破った。自民党の森元首相に挑んだ新人の田中美絵子氏、福田前首相に挑戦した新人の三宅雪子氏は、それぞ れ比例選で復活当選した。一方、自民党は当選１回の女性の多くが落選したため、３分の１以下となった。
（2009年8月31日16時00分 読売新聞）
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