2009年8月31日月曜日

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2009衆院選

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衆院選:民主、比例でも最高の2984万票

 衆院選の比例代表では民主党は2984万票(得票率42%)を獲得し、得票数・得票率とも96年に現行の小選挙区比例代表並立制が導入されてから 最高を記録した。11ブロックすべてで同党の得票数は過去最高となり、前回(05年)衆院選の自民党の2589万票(同38%)をはるかにしのぐ圧勝。他 党は前回より得票率を減らし、民主党の「独り勝ち」だった。

 民主党は東北、北関東、南関東、北陸信越、東海の各ブロックで過去最高の議席数を獲得した。近畿ブロックでは小選挙区との重複候補者の落選が少なく、比例単独候補を合わせても候補者が2人不足し、自民、公明両党に議席を譲った。

 自民党は1881万票で、得票率は27%と11ポイントも減少。前回、得票率4割を超えた北関東、南関東、東京の各ブロックで今回は25〜26%と振るわず、議席数も東北、北関東、東海、四国の4ブロックで過去最低となった。

 公明党は805万票(得票率11%)と前回より93万票の減。共産党は494万票(同7%)で2万票増やしたものの、投票率が上昇したため得票率 は0.2ポイント下がった。社民党も300万票(同4%)で71万票減らした。新党大地は前回とほぼ同じ43万票を獲得して1議席を維持。国民新党は議席 を失った。

 みんなの党は、北関東、南関東、東京の各ブロックで6〜8%の票を得てそれぞれ1議席を獲得。東海、近畿でも1議席に相当する票を得たが、比例名 簿に登載された候補者が重複立候補した小選挙区での得票率が10%に満たず、公職選挙法規定により復活できなかった。【鈴木直】

毎日新聞 2009年8月31日 13時30分



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