2009年8月31日月曜日

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衆院選:民主党圧勝…各国が速報

 【ワシントン古本陽荘、ソウル大澤文護、ロンドン笠原敏彦】海外メディアは衆院選での「民主党圧勝」を驚きをもって速報した。

 「日本の野党が歴史的な選挙で地滑り的勝利」。米AP通信は「戦後最悪の不況へのいらだちや、国債の増加や高齢化に対する自民党の対処能力への不 安」が背景にあると打電。米CNNテレビは、民主党によるオバマ米大統領流の「チェンジ」のかけ声が有権者をとらえたと報じた。

 英BBCは「過去1年でリストラなどが国民生活を直撃。ついに有権者が変化を選択した」と報じた。

 韓国メディアも一斉に「民主圧勝」を緊急速報。聯合ニュースは「自民党に対する、これまでにない有権者の不満の高まり」「官僚依存・中央優先の政策による都市と地方間の格差拡大」が自民大敗の原因だと解説した。

 中国国営・新華社通信は専門家の話として「民主党の大勝は日本に2大政党時代の訪れを告げる」と分析。ロシアの国営テレビもトップ級で伝えた。

毎日新聞 2009年8月30日 23時38分(最終更新 8月30日 23時41分)



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