2009年8月31日月曜日

mainichi society government 2009 election

2009衆院選 開票速報

衆院選:自民党 1955年結党以来初めて第1党から転落

 30日投開票の衆院選で民主党が単独過半数を獲得し、99年から続いてきた自民、公明両党による連立政権は崩壊した。自民党が第1党から転落した のは1955年の結党以来初めて。公示前の議席を大幅に下回る歴史的敗北は、麻生太郎首相(自民党総裁)を即座の辞任表明に追い込んだ。07年の参院選や 今年7月の東京都議選など、近年の主要選挙での「自民退潮」に歯止めはかからず、10年にわたる自公連立政権に対する民意の反発が鮮明になった。【中村篤 志】

 自民党惨敗のあおりを受け、麻生首相は30日夜、NHKの報道番組で「自民党に対する積年の不満というようなものを、ぬぐい去ることができなかっ た。宿命として甘受しなければならない」と指摘した。これに先立ち、同党の細田博之幹事長は首相公邸に首相を訪ね、細田氏を含めた党三役が引責辞任する意 向を伝えた。

 同党の菅義偉選対副委員長は30日夜、民放テレビに出演し、「長年、政権にいてぬるま湯にいた部分がある。目に見えない地殻変動が起きた感じだ」 と分析した。公明党の太田昭宏代表も民放テレビで「責任を痛感している」と表明。同党の浜四津敏子代表代行は党本部で記者団に「自民党と連立を組んでやっ てきたのだから、同じ批判を受けるのはやむを得ない」と語った。

 自民党は小泉政権下の05年、「郵政選挙」となった前回衆院選で圧勝したが、07年の参院選では大敗し、参院は野党が過半数を占める「ねじれ国 会」となった。思う通りに法案を成立させられなくなった自公両党は政権運営に行き詰まり、安倍晋三、福田康夫両元首相が相次いで政権を投げ出した。

 福田氏の後継として自民党は、08年9月の総裁選で麻生総裁を選出したものの、この間有権者の審判を経ないままほぼ1年ごとに政権のたらい回しを 続けた。麻生首相は「衆院選に勝てる顔」として選ばれたが、「政局より政策」と、衆院解散を先送りし続け、内閣支持率は1割台まで下落した。都議選敗北後 は自民党内で「麻生降ろし」が強まり、同党の「政権担当能力」は大きく揺らいでいた。

毎日新聞 2009年8月31日 0時07分



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