2009年3月10日火曜日

asahi shohyo 書評

リディキュラス! [著]デヴィッド・カウフマン

[掲載]2009年3月1日

  1987年にエイズのため44歳の若さで死亡した時、米紙「ニューヨーク・タイムズ」の1面に「アバンギャルド演劇で最も革新的で多作な芸術家の一人」と 賛美する記事が掲載された米国の劇作家・演出家・俳優、チャールズ・ラドラムの評伝だ。アンディ・ウォーホル、ドノバンなど数多くの有名アーティストから 支援されたという米演劇界の伝説的人物だけに、関係者150人以上へのインタビューに基づいて描かれる、波乱の演劇人生には、圧倒される。

    ◇

 常田景子訳

0 件のコメント: