熊大准教授、学生に「週末付き合って」メール 懲戒処分
熊本大学は30日、40代の男性准教授が女子学生の携帯電話にドライブや自宅に誘うメールを10通程度送りつけたとして、27日付で戒告の懲戒処分にしたと発表した。
熊本大によると、女子学生は07年7月ごろから、卒業研究に向けて准教授の指導を受け、携帯電話でメールのやりとりをしていたが、08年1月からは「ド ライブに行きませんか」「週末空いていたら付き合ってほしい」などと誘われるようになった。女子学生はその都度断っていたが、3月には「今度家に来て下さ い」とのメールが来たため「学外での付き合いはご遠慮願います」と返信。大学のセクハラ相談員に相談した。
メールにわいせつな内容はなかったが、女子学生がセクハラと感じたことなどから大学側はセクハラと認定した。
准教授は「気が付いたら少し個人的な感情を出しすぎた」と反省。家に誘うメールについては「女子学生が好意を持っているかどうか、気持ちを確かめたかった」と説明したという。
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