中世の音・近世の音 [著]笹本正治
[掲載]2008年04月27日
童謡の「ゆうやけこやけ」を入り口に、鐘の音に焦点を当てた日本文化史。中世には、この世とあの世を結びつける神聖性を帯びていた鐘の音が、近世には次第に日常的になっていく。寺の増加や鋳物師への認識の変化なども興味深い。
- 中世の音・近世の音—鐘の音の結ぶ世界
- 著者:笹本 正治
- 出版社:講談社
- 価格:¥ 1,155
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