殻があっても「アオイガイ」でも、タコ 静岡で展示
2008年05月01日06時09分
タコの仲間なのに透き通った薄い殻を持つ「アオイガイ」のメスの展示が、静岡市清水区三保の東海大学海洋科学博物館で始まった。「生きた状態で展示されるのは大変珍しい」(柴田勝重学芸員)という。
生きたままの展示は珍しいというアオイガイ=静岡市清水区の東海大学海洋科学博物館 |
三保海岸の浅瀬で捕獲され、殻の大きさは9センチほど。吸盤で水槽のガラスに吸いついていることが多いが、時々泳ぐという。
暖かい海に生息し、殻を持つのはメスだけ。ヤドカリとは異なって殻は自前で、大きな物では25センチほどになる。個体を二つ合わせると植物のアオイの葉に似ていることが、名前の由来という。
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