2008年5月26日月曜日

asahi nature biology Rebun Atsumoriso

まるい宝石ゆらゆら 礼文島

2008年05月25日18時26分

 高山植物が咲き乱れる様子が「花の浮島」と称される礼文島で、島固有種のレブンアツモリソウが開花を始めている。

写真

群生地で開花が始まったレブンアツモリソウ。ピンポン球のような丸い花弁が見る人を引きつける=宗谷支庁礼文町

 野生のレブンアツモリソウが観察できる島北部の群生地では現在、約80株が開花。ピンポン球ほどの大きさのクリーム色の丸い花びらがゆらゆらと揺れる姿に、観光客が見入っている。

 群生地を管理する宗谷支庁礼文町フラワーレンジャーの古谷健一さん(74)によると、5月始めの寒気で枯れたつぼみもあったが、ピークを迎える6月初めごろまでには群生地の遊歩道周辺でさらに100株近くが咲き、6月中旬まで楽しめるという。(石橋亮介)




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