2008年5月8日木曜日

asahi shohyo 書評

言葉・狂気・エロス [著]丸山圭三郎

[掲載]2007年11月11日

 意識と無意識の問題、深層意識における言葉、狂気と芸術の相違点などについて、ソシュールやラカンらの思想をかみくだくように解説しつつ、身近な話題や体験を交え、独自の理論を展開。自身の読書体験を通して「読む行為」を論じるラストは感動的だ。

表紙画像
言葉・狂気・エロス 無意識の深みにうごめくもの (講談社学術文庫 1841)
著者:丸山 圭三郎
出版社:講談社
価格:¥ 840

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