阿蘇・高岳の登山口に当たる阿蘇市一の宮町宮地の仙酔峡に自生する約五万株のミヤマキリシマが見ごろを迎え、山肌を赤紫色に染めている。現在七〜八分咲きで、二十日ごろまでがピークという。
十五日は各地から多くの観光客が訪れ、約三百台の駐車場は昼前に満杯に。岐阜県の友人夫婦を連れて訪れた菊池郡大津町の楠正隆さん（６１）は 「去年は一時間半待ちでしたが、今年はスムーズに駐車できました。花もちょうど見ごろで、友人にも楽しんでもらえました」と話していた。
週末はさらに多くの観光客が予想され、市商工観光課では「時間に余裕を持って訪れてほしい。朝の早い時間は空気も澄んでいてお勧めです」と呼び掛けている。
仙酔峡よりも二百—三百メートル標高が高い阿蘇山上では月末に見ごろを迎えるという。開花情報のテレホンサービスは（電）０９６７（２２）８１８３。（三賀山雄三） |
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