新種ザクザク14種 トカゲ、カエルなどブラジルで発見
2008年04月30日10時50分
ブラジル中部の草原地帯「セラード」で、トカゲやカエルなど14種類の新種の生物を発見したと29日、環境保護団体のコンサベーション・インターナショナル(CI、本部・米国)などが発表した。
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脚のないトカゲ。おなかにある小さな突起を利用して、砂地を移動するという=コンサべーション・インターナショナル提供 |
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オポッサムのような哺乳(ほにゅう)類=CI提供 |
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新種のツノガエル=CI提供 |
見つかった新種は、脚のないトカゲ、角張った体のツノガエル、オポッサム(フクロネズミ)のような哺乳(ほにゅう)類など。また、アルマジロや小さなダチョウなど、絶滅が危惧(きぐ)される動物の生息も確認された。
セラードはアマゾンの熱帯雨林に隣接する地域。科学者26人が、約72万ヘクタールの保護地域を約1カ月かけて調査した。CIによると、近年、セラード では穀物価格の高騰による大豆栽培の拡大や、バイオエタノールの原料のサトウキビの増産が進み、自然破壊が急ピッチで進んでいる。
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